ニューヨーク証券取引所

半年ほどまえから時々、携帯に英文の詐欺メールがきます。
だいたい人が寝ているような時間にくるので、
外国から(経由で)送られているのだと思います。
多いときは一晩に3通くらいきます。
 
かなりの長文で、内容はいつもほぼ同じ。
要するに「日本に住んでいて英語ができるあなたに
めっちゃ稼げる仕事がありまっせ!」
そして仕事の内容は漠然としているのに、
給料面はやたら細かく書いてある。
 
数日前にも久しぶりに来たのですが、
今回のは、会社からのリクルーティングではなく、
投資への誘いでした。
 
内容を簡単に訳すと、
イースター休暇はいかがでした?
ボクはさっき友人から良い話を聞いたよ。
●●の株が来週暴騰するらしい。さっそく28セントで買ったんだ。
君もすばやく動けば、すっごい儲けが得られるよ。」
 
差出人は、株式会社ウォールストリートリポート。
明らかに詐欺なので放ってあるのですが、
これを読んで、お、ウォールストリートの写真をまだ
誰にも見せてない!ってことを思い出しました。
(長い前置きでした)
 
これが、かの有名なNY証券取引所でございます!
ウォールストリートとブロードウェーの交差点からの眺め。
1792年に建てられました。
1929年の大恐慌のときには、前の通りに人があふれていました。
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近くには案内板もあります。
ご興味ある方は拡大して読んで下さい(笑。訳す気なし。)
 
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ウォールストリートにはかつて、本当にウォールつまり
壁がありました。
マンハッタン島の南端に最初に住み着いたオランダ人の
入植者たちが、原住民(ネイティヴインディアン)の襲撃から
集落を守るために、東西に長い壁を築きました。
その壁を壊したあとが、現在のウォールストリートです。
 
ちなみにオランダ人はその集落を「ニューアムステルダム
と呼んでいたのですが、1664年にイギリスとの戦争に敗れ
マンハッタンを奪われました。
そしてイギリス人は新たにそこをニューヨークと名づけたのです。