真剣ですぱっと爽快!居合い体験☆

11月某日、都内の居合い道場で試斬りを体験してきました。
別に、いま流行りのカタナ女子ではありません。仕事の一環です。ゲームにも日本史にも興味はないですが、昔から「道」がつくもの
をちょっとやってみたかったというのもあります。
お世話になったのは九段にある「龍正館」。
※後ろがすぐ壁なので全体が入らない↓

まずは稽古着である袴を借ります。足袋は持参。
実は私、恥ずかしながら着物も袴も着た事がなく・・・。会員さん
(なぜか白人さん)の女性に着付けをしていただきました。生まれて初めての和服を外人さんに着せてもらうなんて・・・(汗)
動くとゆるんでくるから、と思いっきり腰をぎゅうう・・・うう、エスト50センチ?ちと苦しい。でも背板でぐっと締め付けられると背筋が伸びて姿勢が良くなり、ちょっと気合が入る感じ。

この日は某旅行会社の社員さんたちも体験&見学に来ていて、けっこうな人数。最近急増しているインバウンドツアーの企画担当だそうです。実際この道場には外国人の団体もよく来ます。
なんといっても、所作や型を習う普通の居合いと違って実際に真剣
で巻藁を斬らせてくれるのがここの魅力!まさにサムライ体験。
真剣の扱い方を説明する師匠↓

いよいよ体験会開始。まずは神棚と師匠に礼。そして模造刀を受け取ります。抜刀した状態からなので、抜く所作や鞘に収める所作はやりません。(道場関係者以外は顔を加工してます。女子率高いですが、内3人は私の連れです)↓


けっこう重い!刀ってこんなに重いのか。まっすぐ立てて持つ分にはまだいいけど、水平に保つのはけっこうツライ。そして真剣はもっと重い・・・。
まずは刀の持ち方、振り方などをみんなで練習。姿勢や刀の角度などを師匠が一人ひとり直してくれます。そして呼吸法。4で吸って6で吐く。しばらく素振りをやると両手の平が真っ赤。手が疲れる~。重いだけでなく精神力も使います。
そしていよいよ一人ずつ巻藁を斬ります。


当然ここからは真剣を使用。ヘタをすると本当に腕や足がすぱっと切れるので、人から人へ手渡すときは要注意。体験費用には万一のための保険も含まれます。もちろん真剣を道場の外に勝手に持ち出したら銃刀法違反です。
いよいよ私(左)の番↓


巻藁というゴザを巻いたようなものに向き合い、まずは素振り。普通は1畳巻きや半畳巻きを使うそうですが、今日は人数が多く女性も多いので3分の1畳巻きです。
さっきまではまっすぐ振り下ろす練習でしたが、今度は右からの袈裟斬りなので、ほんの少し刀を傾けます。
刀の先で紙コップを遠くへ飛ばすような感覚で振り下ろすと切れるそうです。
次に巻藁に近づき、呼吸を整え、どこを斬るのか、ゆっくり振り下ろして刃を当てること数回。


そして師匠の掛け声とともに一気に振り下ろす!!
・・・すぱっ☆とキレイに斬れたときにはなんとも爽快!気持ちいい!
中には巻藁のほんの先っぽを斬ってしまったり、完全には斬れずに上部が垂れ下がったりする人も。
普段は一人3回くらい試斬りできるのですが、今回は人数が多かったので2回でした。残念。でも2回ともちゃんと斬り落とすことができましたよ♪
2時間の体験後は、みんなで後片付け。飛び散った巻藁を掃き、雑巾がけをします。
いやー楽しかった。いまのところ入門するつもりはないけど、もう
一度くらい体験に行きたいなあ。
以上、居合い体験の報告でした。

今年はこれにてブログ更新終了です。
実はいま試験勉強に追われてまして。なんと合格率25%!受検料
9000円がムダにならないよう頑張らないと!!
そのあとすぐ海外逃亡、帰国後は来年度からの新しい仕事の資料づ
くり、と正月返上の忙しさでございます・・・。

今年もブログをごらんくださりありがとうございました。
来年も澁澤りべかのブログとたびねす記事をよろしくお願いします
昨日たびねすに新記事が掲載されましたが、内容はブログとダブってます←手抜きhttp://guide.travel.co.jp/article/14427/(サンドニ大聖堂)

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ではみなさま、メリークリスマス&よいお年を。